不動産の購入は慎重かつ大胆に

 不動産の購入は人生で最大の買物と言ってもいいのではないでしょうか。それだけに検討段階では慎重を期したいものですね。特にお金のことに関しては、ほとんどの方がローンを組むことになろうかと思います。少しでも堅実な計画を立てて、無理のない返済をしてこそ、不動産取得がいい決断だったという結果になるのではないでしょうか。
 私がマンションを購入した経験から、いくつかお金に関するポイントをあげてみます。まず、金利の検討、もちろん低い金利で借りられるにこしたことはありません。でも最初が低いからといって、数年後から段階的に上がっていくステップ償還は避けておいた方がいいと思います。右肩上がりに収入が増える時代ではありませんからね。そして今は75歳までの期間で長いローンも組めますが、実際その年齢になってまだ支払いが残っているのはキビシイと思います。可能な限りの短い年数で、なおかつ生活に無理のない範囲で設定するのがよろしいでしょう。返済年数は一年単位で設定できますから、いくつかのパターンでシミュレーションしてみることをおススメします。
 それからローン以外にもかかるお金がバカになりません。いわゆる諸費用です。たとえば銀行からの借入金にしても、500万円と510万円では手数料が違うので、10万円の差で手数料を節約できることなどがその例です。事前に調べておけば、ベターな選択ができますね。
 それから諸税です。まず不動産取得税。これは購入した年に請求がきます。部屋の面積にも関わってきますが、不動産会社の見積もりと税務署の請求は違うことが多々あって、ただその場合もちろん税務署の方が正しいということになりますから、壁芯からの面積と部屋の内法とで減免ラインをまたぐ場合などは要注意。減免されなくても支払いができるように用意しておいたほうがいいと思います。そして取得後に毎年払わねばならない固定資産税。これも新築物件などの場合、当初3年間は減免措置がとられ、金額が少ないのですが、4年目からは減免なしになるので金額は上がります。その辺お含みおきの上、十分に支払い計画を立てておいてください。
 なんだか慎重になる話ばかりしてしまいましたが、「買い時」というのはご縁ですから、良いご縁だと思ったらチャンスを逃さないで。決断は大胆に、ということを最後におススメしますね!

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